2018-02-25
ヨガの練習ではイメージを使おう
病は氣から、とはよく言ったもんで。
人間が他の動物と違うところは、想像することによって、それが現実でおこっているかごとく、臨場感をもって感じることができ、それが現実にも影響を及ぼすところ。
皆さんも、悪い想像をして、それがあたかも本当に起こっているかのように、不安を感じたり、イライラしたなんてことが、少なからずあるのではないでしょうか。
その飛び抜けて優れた想像(妄想)力。
それをヨガのプラクティスに加えることで、よりヨガの効果を引き出すことができます。
例えば、前屈してもも裏の筋肉を伸ばすとしましょうね。
ただやるだけでなく、吐く息ごとに、体の力がどんどん抜けて、もも裏が柔らかくなるとイメージするのです。
この時に、ポーズを頑張りすぎて、痛みが強かったり、パンパンに張ってしまってたりすると、柔らかくなるイメージはつけ辛くなるので、ポーズの強度はほどほどに。
このイメージを、するしないで、効果は変わります。
こんな風にイメージを使ってヨガを行うことで、思考を自分にとって良い方向に使う訓練にもなります。
無意識のうちに飛び回る思考の手綱を握り、統制をはかることは、ヨガの真髄でもあります。
せっかくヨガを行うのであれば、形を意識するポーズをするのではなく、自分を知り偏りを取り除き、調和させていくアーサナを行なっていきましょう。
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