toggle
2018-01-06

肩こりの時は、下半身に力を入れよう

肩が凝っている時、皆さんならどんなことで改善しようと思いますか?

殆どの方が、肩を揉むとか、ストレッチとか、肩甲骨を動かすとか、直接肩周りへアプローチすることが多いのではないでしょうか?

もちろん、これも有効なアプローチの方法です。

でも今日は、全く違ったヨガ的アプローチ方法をお伝えします。

ヨガでは肩こりや頭痛などの症状が出ている時、氣が上がってしまっていると、見立てることがあります。

現代は身体を使うよりも、頭や目を酷使することが多いので、氣が上がりやすいと言われています。

なので、考え事、悩み事が多い時は、頭痛になりやすいのです。

この氣を下げるにはどうしたら良いのか?

単純です。

丹田の強化、つまり下腹部から下の筋を使う。という行動をとります。

下の方の筋を使うことで、エネルギーを下に集めるんですね。

氣を下げるための動きとして、お相撲さんは、シコを踏むんだそうです。。そうすると、氣が下がり、怪我を避けることができたり、必要以上の闘争心もさがるそうです。

試しにやってみましょう。

上を見て、どこまで頭を上げられるか確認しましょう。

腕を上げて、上がりやすさを確認します。

その後、シコを踏むのはちょっと大変なので(笑)、チェアのポーズをとりましょう

この時に、下腹部を凹ます意識を持ちましょう。

この時に、肩が強張っていると、余計に肩がこるので、氣をつけましょう(笑)

おわったらまた、上を見て、どこまで頭を上げられるか確認しましょう。腕を上げて、上がりやすさを確認します。

どうでしたか?

肩だったら肩、腰だったら腰という塩梅ではなく、こんなアプローチ方法もあるんですね。

腹式呼吸など、お腹が動く呼吸法も、生活の中で意識していくと、氣がついたら、頭痛や肩こりが生活習慣から消えてるなんてこともあります。即効性は無いのですが、長い目でみるととても有効です。

そして、これは私が試したり、クライアントにお伝えして、効いたなーと思うことを、伝えてるのですが、全員に効くとは限らないのです。

色々試して、観察して、自分にとって良きアプローチ方法を見つけてみてください。

様々な方向から自分にアプローチをかけることは、結果的に自分の視野を広げることにもなります。

参考図書:いのちのヨーガ 龍村修署

 

鈴木伸枝 スケジュール情報

ほかの記事をよむ