日本のヨガのルーツの地
皆様、ヨガの日本のルーツはご存知でしょうか?
ヨガは仏教とともに伝わった、というのが日本のヨガの歴史
諸説ありますが、弘法大師・空海が密教の修行「瑜伽(ゆが)」として広めた、というのが一説です。
つまり、空海が修禅の道場として開いた「高野山」が日本のヨガのルーツの地というわけです。
つまり、その時代には、もうヨガは日本に伝わっていたわけです。
その頃のヨガは、現代のヨガのようにエクササイズ中心ではなく、本質を知るための、悟りを得るための修行法だったのです。
今回は無量光院の宿坊にて、龍村先生のもとで、瞑想の実践をしました。
場所の力か、普段よりもプラーナヤーマによる、体の感覚の変化が大きく、とてもわかりやすかったです。
とても安定した心と体の状態で、瞑想に取り組むことができました。
この体験は、今後のプラクティスの道しるべになる氣がします。
無量光院での、朝の御護摩の時間は、本当に素晴らしかったです。
高野山は、世界遺産にもなり、観光客に合わせた宿坊も多い中、しっかりとお勤めされている時間をご一緒させて頂けたのは、とても貴重な体験でした。
1973年より沖正弘導師のもとで、ヨガの本質を学ばれてきた、龍村先生とご一緒させて頂くことで、本質を智慧に触れる機会が多く、とても幸運だなと感じております。
奥の院、弘法大師・空海「御廟(ごびょう)」もとても心地の良い空間でした。
真言宗では、法大師・空海は、今現在も修行中であり、御廟の地下の岩窟で修行中と云われています。
ヨガの発祥はインドですが、長い間日本を土壌として、育まれていった智慧もあります。
そうやって育まれた智慧は、日本の土地や日本人の性質により合った智慧なのではないかと、私は思っています。
何事もルーツを探るというのは、本質に触れる旅にでるようなものだなーと思います。
鈴木家のルーツも探ってみたいなあと、改めて思いました。
高野山、今度は1人でゆっくり時間をとって、自分と向き合うような時を、この地で過ごしたいなあと思いました。