「お清めヨガ」レッスンレポート&ネタ公開
正月を迎えるにあたり、皆様のお清めのお手伝いをしたいと思い、年末特別ヨガクラスを開催しました。
体・氣・心は繋がっており、体の痛みの原因が、氣の流れの悪さにあることもあるし、心の疲れからくることもあります。
心が原因の場合には、体に働きかけても、全く効かないということはありませんが、効果としては低くなります。
体のケアの場合であっても、体のみにアプローチするより、総合的にアプローチしたほうが、結果として症状が大きく改善されるということが、よくあります。
体・氣・心、全てに働きかけるためには、様々なアプローチと意識の向け方が必要です。
今回は、全てのアプローチを丁寧にやっていきたかったので、100分という時間設定をしました。
終わってみて思うことは、2時間ほしかったなあという感覚です。
今回どんなことに意識してレッスンをしたかを、かるく紹介しようと思います。
ざっくりそれぞれのアプローチ方法を伝えると
体・・・体を動かす
氣・・・呼吸を深める。イメージをつかって氣の流れの手助けをする。
心・・・感覚に意識を向ける。瞑想する。
ってな感じです。
詳しく説明すると、それぞれで講座が組めるくらいの内容量ではありますが(笑)
体は、背骨、肩関節、股関節の動きの方向が偏らないように、アーサナ(ポーズ)、動きを組み合わせました。
前半はじっくりゆっくり、自分の体を観察してもらうガイドを入れながら、アーサナをしました。これは、瞑想、心のケアにも繋がっていきます。
中盤戦は、呼吸に合わせて体を動かすヴィンヤサフロー。
ヴィンヤサの動きは、全身の氣を循環させるのに効果的です。
深い呼吸を行ってもらうためと、自分の体を丁寧にコントロールしながら動いてもらうために、ガイドのスピードをゆっくりにしました。
後半戦はヨガニードラと、マントラニードラ
ヨガニードラは、シャバアーサナで横たわった状態で、誘導瞑想していくものです。
ただただ静かに座って行う瞑想が苦手な方や、初心者の方にも無理なく、瞑想を体験して頂けるものです。
マントラニードラは、サンスクリット語の音を使った瞑想です。音は空の元素(潜在意識)に働きかけられると考えられています。
最後に慈悲の瞑想
慈しみの心を育てる瞑想です。
今回私が、慈悲の瞑想でお伝えした言葉をシェアしますね。
私が幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の夢や願いが叶えられますように
私が 幸せでありますように×3
私の大切な人が幸せでありますように
私の大切な人の悩み苦しみがなくなりますように
私の大切な人の夢や願いが叶えられますように
私の大切な人が 幸せでありますように×3
私の親しい人が幸せでありますように
私の親しいの悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい人の夢や願いが叶えられますように
私の親しい人が 幸せでありますように×3
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの夢や願いが叶えられますように
生きとし生けるものが 幸せでありますように×3
本来の慈悲の瞑想は、これとは少し言葉が違いますし、これの続きもあるんです。
だけど私はこのかたちが、どの人でもイメージがしやすく、苦しみが起こらないかたちだなと思っていて、この形でお伝えしています。
本来のものが氣になる方は、コチラ を覗いてみて下さい。
ヨガの素晴らしいところは、全体に総合的にアプローチできる智慧と行法が揃っているところだと、私は実感しています。
是非アーサナだけ、呼吸法だけ、瞑想だけ、というように偏らないで、総合的にヨガをして頂けると嬉しいです。
参加して下さった皆様、ありがとうございました!
皆様が健やかに、新年を迎えられることを、お祈り申し上げます。