2019-10-10
ヨガモジ 163/365 「大」
ヨガモジ 163/365 「大」
私たち人間の体の中で、人間由来の細胞は10%、その他の90%は細菌などの有機体なんだそうです。
90%の非–人間細胞と共になければ、私たちの生命活動は、ひと時で終わってしまいます。
つまり体を科学的に見ると、私たち人間は個の存在ではなく、あらゆる生命の共同体なのです。
ヨガや仏教でいうところの、自我の手放しとは、自分を無くすということではなく、今「自分」と思っているものから、もっと視野を広げた「大きな自分」への認識のシフトです。
その認識が腑に落ちると、自分が喜ぶことをする事が、世界を喜ばす事であり、また世界のために生きる事が、自分のために生きることになります。
私の場合、小さな自分を認識している時は、自分がどうにかしなきゃ!自分が失敗したらどうしよう!なんて心配になったり、力が入りすぎたりします。
大きな自分を認識できている時は、肩の力がすっと抜けて、安心しています。
大きな自分を認識している時は、成功や失敗という小さい価値観よりも、認識している大きな存在に、ありとあらゆる現象を委ねることができるからなのだと思います。
不安や恐れがある時は、私の場合「自分」という存在を小さく見積もって時のようです。
皆さんは、どうですか?
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