2020-03-14
ヨガモジ319/365「掌」
ヨガモジ319/365「掌」
合掌とは拝む心を体の形に変えた表現です。
仏教では、右手が仏、左手は衆生(生命のある全てのもの)を表しています。
掌を合わせることは、左右相対したものがひとつになることの象徴でもあります。
つまりヨガの語源である、「結ぶ」ということを体で表現しているのが合掌なのです。
結び合うとは、自分と他人との区別がないこと、異なった者が一つになること。
一つになるとは、互いが損なうことなく活かし合っていること。
合掌は、自らを仏(神)と結び、他の中の仏(神)を見いだし、互いを尊び拝み合う心に在り方を表しているのです。
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