元氣を取り戻す、ヨガリトリート
〜元氣を取り戻す〜
をテーマに開催した、いりあい村ヨガリトリート。
元の氣と書いて「元氣」
だからこのリトリートは、本来の自分に、自然な自分に戻る、そのきっかけとなる時間を作りたかった。
私にそれを起こす力は無い。
だから自然の力をかしてもらえる場所を選んだ。
命の声は、生活の中の刺激に比べたら、とてもとても小さい。だから静かに耳を傾ける時間が必要になる。
自然は偉大だ。
触れることにより、自分の中の自然が戻ってくる。
日々の役割の中で見失っていた何かを、
考えすぎでこんがらがっていたものを、
不自然に偏った考えやものの見方を
本来の状態に戻してくれる。
自然はコントロール出来ない。だからこそ、その力をかりる時には、委ねることが求められる。(誰かの力をかりるときも同じだね)
今回も天気と睨めっこしながらプログラムを組み立てたけど、想定外の大雨で、全員強制禊ぎさせて頂いたり、必要なことはどんなに避けようと気をつけても、起こるんだなぁと、笑ってしまった。
予定していた、月見や焚き火は出来なかったけど、偶然にもタイミングが合った花火をみんなで見ることができた。
必要な事が与えられた。
そう感じる時間だった。
起こる出来事は、自分にとって心地よいものばかりではない。どんなに準備をしても、願ったとおりにならないことも多々ある。でも起こった出来事を「最高!」と感じられるかどうかは、私たち1人1人に委ねられている。そんな自由が私たちには与えられている。
きっと参加してくれたみんなも、色んな体験のなかで、色んな想いが生まれただろう。
それは喜びもあれば、うーん…と感じるものもあり、その中でみんなが、自分のために、ともに過ごすみんなのために、この時間を楽しもう、栄養にしようという意志を感じ、素晴らしいなぁ、有難いなぁと思って見守っていた。
私たちはそれぞれ違う。
だけど、誰もが人生の中で苦しみを体験し、その中で自分の命を輝かせて生きたいともがいている。
いつも笑ってるあの人も、
羨ましく見ていたあの人も、
苦手だと感じるあの人も
同じように痛みを感じ、悩み、その中で模索している
自分の生き方を。
みんな同じだ。
「わたし」を知るためにすること。
それは「今」に意識を置くこと。
そのために考えるではなく「感じる」をすること。
そこで起こる事をそのままに観じる「正直」であること。その自分を「認め許す」こと。
口で言うほど簡単じゃ無いけど、これからそれぞれの場所で、一緒にコツコツ練習していこうね。
参加してくれたみんな、ありがとう。このタイミングで、このメンバーでなければ生み出せない時間でした。あなたがこの場に居てくれたことが最高のギフトです🤲
全ての食事を作って下さり、様々な場所へ案内してくださった、いりあい村村長、松義先生 、お手伝いしてくださった米山さんにも、心から感謝します。