
半年間にわたって学んだ、スポーツトレーナー清水忍先生によるアドバンス指導者養成コース「清水塾」
先週の土曜日が最終日でした。
清水先生は、私がYMCに入社した当時に、講義を担当して下さっていて、解剖学や生理学の講義を受けさせてもらったり、指導者研修をして頂いたり、本当にたくさんのことを教わった恩師です。
私の指導者としての在り方は、清水先生にもっとも色濃く影響を受けています。
フリーランスになり、パーソナル指導も始め、改めて清水先生から、「指導」の根本を学ばせて頂こうと、受講を決めました。
スポーツトレーナーの指導者養成ということもあり、この学びが自分にとってちんぷんかんぷんな部分があることは予想できたし、下手したら迷惑かけるな、、、と思ったのですが、やはり清水先生のもとで、改めて指導者としての在り方を学びたいと思い、参加させて頂きました。
受け入れて下さった清水先生に、感謝します。
一緒に受講していた仲間も、知識不足のわたしを、何かとフォローしてくれて、彼らからもらった、知識やアイディアも沢山ありました。

学べば学ぶほど、自分の足りてない部分を目の当たりにする日々。
ショボーン・・・としたぶん、まだまだ自分に伸び代があるんだなと、ヤル気がむくむく湧いてきます。
指導するとは、自分がしたい事、伝えたいことを行うのではない。
相手が必要としているものを、相手が理解できるように伝えるということが大事。
その為には、指導者が柔らかい思考をもち、多方面から物事をとらえ、様々な角度から提案が出来るようになること。
そしてそれを相手の知識レベルに合わせて、理解できる説明ができるようになること。
指導者はエゴを捨て、相手を導くことに徹すること。
そんな清水先生の教えからは、ヨガの教えである、調和を感じます。
この講座で与えられたものは、指導者として、自分の意識を変えるきっかけ。
そのきっかけを元に、経験を重ね、もっと人に寄り添い導ける、私になれるように、これからも精進して参ります。

それにしても清水先生はすごい。
自分が指導者として、色んなものが見えてきたからこそわかる、清水先生の指導者としてのスキル、人と場の空気を見る力、講座を進める上での様々な仕掛け。
感服です。
清水先生の指導者としての在り方が、もうヨガそのものだなーと、いつも思います。
少しでも近づきたいなーと、思いながら、会うたびに清水先生もパワーアップしており、全然近づけない。
そんな恩師がいることを、とても幸せに思います。
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ情報
ヨガは現在、エクササイズとして、日本に広まってきてますね
それもとても素晴らしいことなのですが、エクササイズとしてだけでヨガをするのは、些か勿体無い氣がします。
感覚に意識を向けてもらうことが、自分に目を向けることに繋がります。
感覚が磨かれれば、自分の不調にも氣づきやすくなります。
感じる事に一生懸命になっている時、人は考えることが出来なくなり、思考がお休みします。
身体の使い方、効果を伝えることも大事ですが、それにプラスして、感覚に意識を向けてもらうガイドを入れてみて下さい。
そうすることで、自分を見つめるヨガのエッセンスが入ってくると思います。
より前向きで、その人らしく、生産性の高い働き方を叶えるために生まれた「オフィスポ」
適度な運動で、心と脳をリフレッシュさせていく。
そんな素敵な企画の、お手伝いをさせて頂いていて、全国を回っております。
この企画がなければ、ヨガに触れなかったであろう方々に、ヨガを伝えるチャンスが与えられたことを、とても幸せに思います。
体をケアするということは、自分自身を大切にすることへと、繋がります。

体と心が緩むと、本来のその人の力が発揮されやすくなります。
与えられた仕事に対し、一生懸命務めるうちに、自分のことがどうしても後回しになってしまう。
そんな働く皆様にとって、このヨガの時間が、自分と向き合う時間、自分を大切に扱う時間をつくる、きっかけになりますように。
皆様の快適な生活に役に立つよう、私もこの与えられた役割に、真摯に取り組んでまいります。
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオの詳細はこちら
一生懸命本音を語る人の言葉は、どんな言葉であろうが、心を動かされる。
自分を取り繕うことも忘れ、真摯に何かに向かう人の姿は、どんな姿であろうとも、人の胸を打つ。
そういう姿勢でレッスンに臨みたい。
私たちは、心に働きかける「YOGA」を伝える者なのだから。
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ

Phot by Retreat Space Noah’s Ark
ネガティブになるのは、
自分のマインドが、自分を心配して、守ろうとしてくれている証拠。
でも、その心配が、優しさが、必要以上のものだったら、
「心配してくれてありがとう。
でも、私は大丈夫だよ」
ってそのマインドに伝えてみよう。
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ情報

9月 中頃
Noah’s Ark Retreat Space
インストラクターのためのマントラリトリートに参加しました。
マントラを学びたかったわけじゃなかった。
ただ、なおさんとこまよさんが作り出す、空間に身を置いてみたかった。

ずっとこの場所に来たかったけど、いつも都合が合わなかった。
今回奇跡的に、参加することができました。
このタイミングになったということも、必然だったように思います。
報告が遅くなったのは、あの4日間は、私にとって、とても衝撃的だったから。

初めてちゃんと向き合うマントラ。
強力なものは、使い方で毒にも薬にもなる。
そう感じた。
リトリート中、何度もふらふらになった。
こんなにも寝てるのに、マントラを唱えると、ぐったりするほど眠くなる。
自分では自覚無かったけど、顔色が相当悪かったらしい。
マントラは、中途半端に唱えるものでは無いと、先人たちが口酸っぱく言っていた意味を、体で理解した。
そして中途半端な理解の人に教わったり、邪心がある人に教わるのは、相当危ないと思った。

愛がこもった体が元気になるごはん。
音に揺さぶられて、少しづつ目覚める感性。
この学びの時間、ずっと問われ続けたのは、「覚悟」だった。
それなりに腹を括って生きてきたつもりだけど、私が担いたいと思っている役割をするには、今の覚悟じゃ全然足りないみたいだ。
私がしたい事をするには、すごいパワーが必要で、そんなパワーをちっぽけな私は持っていない。
だから助けてもらわなきゃいけないんだけど、助けてもらう存在の大きさに氣づき、恐れ慄く。
向き合うということは、大切にするということは、なんて怖くて、痛くて、大変なことなんだろう。
今すぐ逃げ出したいと思うと同時に、「ちっぽけな自分が、どうか逃げないように、守って下さい」って自分のどこかが祈るんだ。

最終日FunTime 緑とお水は、私を中庸に戻してくれる
そんな動揺の中、終わりを迎えた、マントラリトリート。
日常に戻ると、どんなに大切な思いも氣づきも、色褪せることがあることを、私は知っている。
でも、どうかここで感じたことが、自分の中から失われませんように。
この経験を境に、私のヨガは新しいフェーズを迎えるだろう。
ここから、新しい歩みを進めます。
大切なものから、逃げない私でいられるように。調和をもたらす存在であれるように。

ことあるごとに、導きの手を差し伸べてくれたなおさん。
この期間、体力的なのか、精神的なのか、どちらだったのかはわからないけど、結構ギリギリの状態で、周りに氣を使うことも、自分を取り繕うことも出来ず、私はありのままの自分でいるしかなかった。
それが許される、護られた空間だったこと、周りの全員が、そんな私を自然に受けとめてくれたことを、とても有難く思います、
守り導いてくれた、なおさん、こまよさん、
そのままの私でいることを許してくれた、ともに過ごした仲間たちに、心から感謝します。
